FAQ

個人差がありますが、1週間程度で「ケトーシス」状態になる方が多いです。

ケトーシス状態になれば徐々に体重は減っていきます。

肥満度の高めの方は、糖質を減らし始めて直ぐに（「ケトーシス」状態に入るまえ）体重が減り始める方もいらっしゃいます。

どちらのダイエット法も糖質量を制限するという部分は共通しています。

ケトジェニックダイエットでは糖質制限に加え、タンパク質、脂質の積極的に摂るという部分が異なります。

ケトジェニックダイエットによりケトン体が体内に多く存在する状態を「ケトーシス」と呼び、この状態は栄養学的には健康と判断します。

一方で、ケトン体の濃度、血糖値の両方が高く、血液が酸性に傾いた状態を「ケトアシドーシス」と呼び、この状態は非常に危険な状態とされます。

「ケトーシス」、「ケトアシドーシス」という言葉が似ている点、どちらの状態もケトン体の濃度が高い点からケトジェニックダイエット＝危険と誤解してしまったものと思われます。

現代人の食事は糖質過多、良質な脂質および、タンパク質が不足する傾向があります。

糖質を減らし、良質な脂質／タンパク質を増やすことは、「食生活の改善」という意味でも理にかなっています。

厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準（2020年度版）」の中で1日に摂るべき栄養素が定められていますが、この中に炭水化物についての目標値は定められていません。

※炭水化物に含まれる食物繊維について目標値はありますがこれは炭水化物以外からでも摂ることが可能です。

出典：「日本人の食事摂取基準（2020年版）」策定検討会報告書（厚生労働省）

ミネラル、脂質、タンパク質などの栄養が不足している可能性があります。

主食（ご飯、パン、麺類）を抜いた分は必ず、タンパク質、脂質などを補うようにして下さい。

食物繊維、脂質、水分が不足している可能性があります。