はじめに
旅行の楽しみの一つに旅先での食事があります。
旅行中くらいはダイエットを忘れて好きなものを食べたい!
せっかく続けているダイエットを中断してしまうのはもったいないな
ダイエット中ですとこんな事を考える人も多いと思います。
実際に私も旅行に行くと『美味しいものを食べたい』でも『ダイエットを中断するのがもったいない』という2つの気持ちに悩まされます。
旅行先のご当地グルメは身近にない事も手伝ってとても美味しそうに見えますし、そういった普段は食べれないものを食べるのも旅行の醍醐味だと思っています。
ただ、ご当地グルメの中には、糖質を多く含むためケトジェニックダイエットではあまりオススメしないメニューも多くあります。
この記事では、どんなことに気をつければダイエットを中断する事なく旅先での食事を楽しむことが出来るかについて、私が旅先で行った事例を交えて紹介します。
<プロフィール>
管理栄養士
総合病院、クリニック、介護施設などで栄養指導の経験を積み独立。
現在は主に企業向けの栄養指導を実施。
これまで約2,000名に対し、栄養指導を行いダイエットや食生活改善をサポート。
自身でもケトジェニックダイエットを実践し効果を実感。
ケトジェニックダイエットの素晴らしさを布教中。
詳しいプロフィールはこちらをご覧ください
旅行中におすすめの食事方法
旅先での食事は普段よりダイエットのルールを緩め、せっかく行っているダイエットが無駄にならない方法を解説します。
旅行から戻れば、すぐに元の食生活に戻れるようあまり緩めすぎないようにしています。
最長でも1週間程度の短期間で行う方法と考えて下さい。
糖質を取ってしまうのは仕方ないと考え、次のことに心がけます。
- 可能な範囲で糖質の少ないものを選ぶ
- 糖質の吸収を抑える工夫をする
こうして見るとケトジェニックダイエットに普段から取り組んでいる人であれば、普段からやっていることかと思います。
あまり難しく考えず、日常のダイエットの延長と考えて見ましょう。
糖質の少ないメニューを選ぶ
旅先のご当地メニューでもお肉やお魚というのは定番です。このようなメニューを選べば普段の食生活を変えず食事を楽しむことが出来ます。
ただ、良質な脂質を摂るのは難しいかと思います。短期間なので割り切るのも一つの考えですが余裕があればMCTオイル等を個別に摂る工夫をしてみます。
オススメなのが、コンビニコーヒー等にMCTバターコーヒーの元を加えて飲む方法です。
MCTバターコーヒーの元は小分けされたものであれば比較的簡単に持ち運ぶ事が出来ます。
MCTオイルについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
糖質の吸収を抑える工夫をする
ご当地グルメにはラーメンや丼ぶり物など糖質を多く含む物も多くあります。
ケトジェニックダイエット的には、ラーメンや丼ぶり物などは糖質を多く含む食べ物となるため食べないというのが正解です。
しかし、せっかくの旅行なのでラーメンや丼ぶり物など食べたいと考える気持ちもわかります。
次の点を意識すると糖質の吸収を抑える事が出来ます。
❶糖質を取る前に食物繊維をしっかりとる
❷よく噛んでゆっくり食べる
食物繊維を食事で摂るのが難しいケースもあると思いますのでそのような場合は、サプリメントを活用するのも一つの方法です。
オススメなのがイヌリン!
水にも溶けやすいため、食事の前にお茶やコーヒー等に溶かして飲めば糖質の吸収を抑える事が出来ます。
イヌリンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
具体的な食事例「旅行(その1)」
私が2泊3日の旅行の際に行った食事例を紹介します。
ここで紹介している『バターコーヒー(イヌリン入)』はコンビニコーヒーにバターコーヒーの元とイヌリンを加えて作ったものです。
食事記録「旅行(その1)」
- バターコーヒー(イヌリン入)
- 野菜サラダ
- ベーコン
- スクランブルエッグ
昼食でラーメンを食べる事を決めていたため、遅めの朝食とし食物繊維をしっかり摂ることを心がけています。食物繊維は野菜サラダからだけでなく、イヌリンからも接種しています。
- ラーメン
食後は観光がてらしっかり歩くことを心掛けています。
- 焼肉
- 野菜サラダ
夕食の際は最初に野菜サラダをとり食物繊維を接種しています。また、食事はゆっくりよく噛んで食べるようにしています。
- バターコーヒー(イヌリン入)
この日も昼に糖質多い食事となる可能性が高かったため、遅めの朝食としイヌリンから食物繊維を摂るようにしています。
- とんかつ定食
ごはんは麦飯を選択。麦飯の糖質量は白米とそれほど変わりませんが低GI食となるため血糖値の上昇が比較的穏やかとなります。
- 焼き鳥
- 冷奴
- 野菜サラダ
- 焼酎
- 等など
この日は居酒屋で夕食としました。糖質の少ないメニューを中心に注文しています。
- バターコーヒー(イヌリン入)
旅行最終日、この日は朝早めに行動を開始しました。昼食前の間食にハイカカオチョコレートを食べてます。
- 牛串
- メンチカツ
観光地で食べ歩きしています。
- コーヒー
- 唐揚げ
夕食は高速のパーキングで軽く済ませました。
ここで紹介した食事で体重の増減は±0kgでした。普段よりよく歩いた等を差し引いても満足の結果となっています。
使用したサプリメント「旅行(その1)」
実際に使ったサプリメントはこちら
具体的な食事例「旅行(その2)」
1泊2日の旅行例です。旅先の食事はかなり糖質が多くなってしまいましたが、体重は微増に留まっています。
食事記録「旅行(その2)」
- ベースブレッド
- バターコーヒー
朝食は自宅で食べています。ベースブレッドは半分ほど食べています。
- ソイジョイ
旅先まではバスでの移動となったため、食事はバスの中で簡単に済ませました。
- 焼肉
- キムチ鍋
食事はゆっくりよく噛んで食べるようにしています。
- バターコーヒー
この日も昼に糖質多い食事となる可能性が高かったため、遅めの朝食としイヌリンから食物繊維を摂るようにしています。
- 牛カツ
以前から行ってみたかった「牛カツ店」で食事。ごはんもしっかり食べてます。
- ラーメン
ラーメンも以前から行って見たかったお店。2日目はかなり糖質多めの食事になっています。
使用したサプリメント「旅行(その2)」
「旅行(その1)」では①コンビニコーヒー、②バターコーヒーの元、③イヌリンをそれぞれ個別に用意しましたが、今回の「旅行(その2)」では①~③が一体となったスティック粉末タイプの商品を利用しました。
一体型タイプのメリット/デメリット
メリット
デメリット
一体型タイプを使ってみた感想
携帯が非常に楽で、水またはお湯さえあれば簡単にバターコーヒーが作れる点が非常にオススメ出来るポイントです。
一方で普段飲んでいるバターコーヒーに比べ、MCTオイル、イヌリンの含有量が若干少なめとなっていますが、飲んだ後の満腹感についてはあるため食べ過ぎの防止の効果は感じられます。
旅先での食事の工夫としてオススメ出来る選択肢です
まとめ
今回は旅先で食べるのに困ったらどうするか?という事について紹介をしました。
個人的には、旅先では好きなものを食べれば良いと思います。そして、その際に少しでも太りにくい工夫が出来れば良いと考えています。
この記事で紹介した方法を参考にしながら、旅行を楽しんで下さい。
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